災害時にも使える!パッククッキング

ママ向けレシピ

はじめに

令和8年熊本地震で亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災された皆様、並びにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
安全で安心して暮らせる通常の生活が、一日でも早く戻ってくるよう、心よりお祈りしています。

今回のニュースを受けて、何か自分にできることはないだろうか?と考え、災害時の食事や離乳食、パッククッキングについて記事にすることにしました。
この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです。

パッククッキングとは

パッククッキングとは、耐熱性のポリ袋(※)に食材を入れ、袋のまま鍋で湯せんする調理方法です。普段の食品が使えること、加熱に使った水が汚れないので再利用できること、袋に入れたまま食器によそえば食器が汚れない、などのメリットがあります。
  ※耐熱性のポリ袋をご使用ください。

時短にも非常時にも!パッククッキング:農林水産省

パッククッキングに必要なもの

  • 鍋と水
  • カセットコンロとボンベ
  • 高密度ポリエチレンの袋(耐熱性のポリ袋)

この3つだけあれば、パッククッキングを始めることができます。
注意点は以下の3点。

  • 鍋は一度に複数の調理ができるように直径が大きめのものを使用する。
    ただし、コンロからはみ出る大きさだと熱がこもるため、一般的には24cm未満の鍋が推奨されているようです。
  • カセットボンベは1本1時間くらいしか持ちません。多めに用意しておくと安心です。
  • 必ず耐熱性のポリ袋を使用してください。低密度ポリエチレン袋は熱に弱いため、使用できません。

レシピ

基本のご飯(作りやすい量 小盛り1人分)

【材料】
米   1/2合(75g)
水   110ml (米に対して1.2〜1.5倍の水)
お好みの食材(ツナ缶や青のりなど)

【作り方】
①袋に米と水を入れて30分程度浸水させておく。
②空気を抜いて、ビニール袋の上の方できつく縛る。
③沸騰している鍋に袋を入れて、再沸騰してから約30分煮る。

【ポイント】
大人の小盛り1杯分(飯150g程度)の量になります。
 未就学児がいる場合、その子の食べ具合にもよりますが、炊き上がり1/2袋くらいで良いと思います。
・缶詰などあれば、炊き上がったご飯に混ぜると味が変わってマンネリ予防にも良いです。
・ビニール袋のまま、おにぎりにして食べると洗い物が減ります。

蒸しパン(作りやすい分量 1人分)

【材料】
薄力粉   60g
砂糖    12g
ベーキングパウダー  2〜3g
水     50ml
お好みの食材(ジャムやバナナ、レーズンなど、家にあるもの)

【作り方】
①袋に薄力粉と砂糖とべーキングパウダーを入れて、振って混ぜる。
②水とお好みの食材を入れてよく揉み込む。
③空気を抜いて、ビニール袋の上の方できつく縛る。
④沸騰している鍋に袋を入れて15分煮る。裏返してさらに10分〜15分煮る。

【ポイント】
・ホットケーキミックス150gは、薄力粉120g+砂糖25g+ベーキングパウダー5g+塩少々で代用できます。
・ココアなどで味を変えても美味しいですね。
・水を野菜ジュースなどで置き換えてもOKです。

乳児や高齢者向けのアイデア

おかゆ・パンがゆ

 上記の「基本のご飯」を応用して、高齢者や離乳食のお子さんには、水の量を増やしてお粥にもできます。
 米がない場合、コンビニおにぎりと水でお粥にすることもできます。

 また、パンを細かくちぎってミルクと一緒に調理すればパンがゆにもできます。

夏場の注意点

支給されたおにぎりなどを「後で食べるから取っておこう」はこの気温下では危険です。
避難生活の中で食中毒になってしまったら、もっと大変なことになります。
いつ作ったものか分からないものは特に注意が必要です。

またパッククッキングで調理したものも、取り置きはしないで食べ切ってください。

あとがき

支給される食事は、冷たいおにぎりやパンと水分、カップ麺などが多いのではないでしょうか。
「温かい食事」は疲れた心身にホッと染み渡ると思います。
いつ何が起こるか分からない今、非常時にも使えるアイデアを日頃から知っておくことは大切です。
被災した経験がない方も、パッククッキングを知るきっかけになったら嬉しいです。
この記事が、誰かのために少しでも役に立てば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!