食べるの上手に!離乳食講座③【カミカミ期】

子どもの食事

はじめに

一般的には、舌で食べ物を歯茎の方に送り、歯茎で食べ物を押し潰して食べるようになる時期をカミカミ期といいます。
よく9〜11ヶ月ごろと言われますが、月齢はあまり気にしないで大丈夫です。
この時期の成長発達には個人差が大きいので、お子さんの「育ち」を見極めて、カミカミ期にステップアップしましょう!

ステップアップする目安

・潰した食べ物をモグモグ口を動かして食べている様子が見られる。
 (特に口角が横に引っ張られるように食べている)
・大きめの食材があった時は歯茎の方に食べ物を回して食べている。
・身体も四つ這いの姿勢が取れ、ハイハイで動けるようになってきた。

こんな様子が見られていたら、そろそろカミカミ期へステップアップしても大丈夫です。

1日3食で生活リズムを整える

カミカミ期になると、朝・昼・晩の1日3食になります。
身体も動かせるようになってきて、「遊ぶ」→「空腹」→「食べる」→「寝る」のリズムが自然とついてくる時期です。

また、2回食から3回食になると、「準備するのが大変」と思われるお母さんもいるかもしれません。
大人の料理から取り分けて、なるべく負担なく離乳食作りを進めるコツをご紹介します。

カミカミ期の効率的な作り方2パターン

パターン1)大人の料理から取り分けよう

冷凍保存する方が面倒、毎日料理する方はこちらの方法の方が楽かもしれません。

例えば、肉じゃがやカレーを作る時。
ルーを入れる前に、お子さんの分の具を小鍋に取り分けます。
そこで、ハサミで食べやすい大きさにチョキチョキとカットします。
(もし、お子さんにはもう少し柔らかくしたければ、水を加えてさらに煮ます。)
うすく味付けしたら完成!
トマト味にしたら、お肉と野菜のトマト煮になりますし、お醤油で和風煮物にしてもOKです!

何でもストレスなく切れるキッチンバサミはこちら↓
よく離乳食売り場に売られているものは切れないものもあります。
紹介したハサミには持ち運び用ケースはついていませんので、私はペーパーに包んでジップロックに入れて持ち運んでいます。

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また、モグモグ期でも紹介した、こちらの小鍋も使いやすいですよ。
注ぎ口が両方にあることと、絶妙な使いやすいサイズ感。
離乳食作りだけでなく、1人分のリゾットを作りたい時など、少量の料理に使えます!

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また、圧力鍋があると茹で時間を短縮できます。
離乳食作りだけでなく、普段の料理でも圧力鍋を活用する方なら、ご家庭に1つ圧力鍋があっても良いかなと思います。
私はワンダーシェフを愛用しています。
3Lを購入しましたが、子どもも食べるようになり、もう一つ大きな5.5Lでも良かったな・・・と少し後悔しています。
3Lだとちょうど大人2人分くらいの量ですが、使いやすい大きさだと思います。

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パターン2)まとめて作って冷凍保存をしよう

「毎日作るのは大変!」という方は、ある程度まとめて作って冷凍保存すると楽チンです。
お子さんがたくさん動くようになってくると、料理する時間を確保するのも大変ですよね。
お子さんを旦那さんに見てもらって、その隙に離乳食作りをしても良いかもしれません。

冷凍保存のポイント

まとめて作って冷凍する時のポイントは・・・味付けはしないで冷凍することです。
なぜ?と思われるかもしれませんが、何度も同じ味付けの同じ料理が出てくると、お子さんも飽きますよね。
味覚が発達するこの時期に、色々な味を知ってもらいたい!ということで、私のオススメの作り方を伝授します。

①じゃがいもとにんじんをコロコロに切って茹でます。
②味付けをする前に冷凍容器に入れて冷凍します。
③食べる前に電子レンジで解凍します。
 (解凍する時は、中心までアツアツになっていることを確認してくださいね)
④醤油で味付けしたり、ツナやしらすを加えたり、とアレンジして完成!
 ※アレンジすることで同じ食材でも違った味で楽しめますよ!

冷凍保存する時は、ゴックン期でも紹介した、こちらの保存容器がオススメです。
この時期であれば80ml容量のものが、長く使えて良いですよ!
蓋がガッチリ閉まることと、冷凍状態から取り出すときに一つずつ取り出しやすいので、とても使いやすいです。
正直、他のメーカーのものは取り出しにくいものが多くて使いにくかったので、もし購入検討しているなら、リッチェルのわけわけフリージングトレーをお試しあれ!

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そして、冷凍保存に向かない食材があります。
豆腐と卵です。
卵は工夫すれば、冷凍できなくはないので、後日記事にしようかと思います。
豆腐はどう頑張っても冷凍保存には向きませんので、皆さまにも共有しておきます。

離乳食の今を楽しんで

モグモグ期の記事でも書きましたが、離乳食の時期は悩みが絶えませんよね。
そして子どもの成長と共に、その悩みも変化します。
そうしている間に、気づいたら離乳食の時期は終わっていた、なんてことも。

離乳食を食べる時、お子さんは言葉をまだ話せませんが、表情でたくさん語ってくれているはずです。
「おいしいね」「あんまり好きじゃなかった?」など、お子さんの気持ちを代弁しながら、楽しく離乳食を進めて下さいね。

モグモグ期の記事はこちら↓


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